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Hifumi Gondo Psychedelical Parade
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どのような状況でも笑顔を大事にしている彼は右肩に奇妙な人を飼っている。奇妙な人の口の中には数多の魚がいるようで、口を開けるたびに複数の魚が飛び出してくる。魚は彼の方から足元に滑り、地面に落ちるころにはチーズになっている。チーズは大好物だ。クリスマスを舞台にした映画で一番好きななのはなに?あなたの好きな食べ物のなかで一番サスペンスなものはなに?この色とあの椅子が合体すればもっと強くなると思わない?ハンバーガーがどのようにして大きくなるか知りたいのであれば、あのおじさんについていくといいよ。真実と虚構の区別なんてどうでもいいから、早くその手の中にある鍵を渡しに刺してほしい。宝箱の中身がいいものだっていうのはあなたが決めていることであって、そもそもいいものかどうかということもあなたが決めている。そもそものそもそもを言えば、宝箱っていう名前を付けているのはあなたが’宝が入っていそうって思ているだけであって、厳密にはただの箱に過ぎないのに、期待しすぎなんだよ。最初から期待しなければがっかりしないし、誰かを憎んだりもしないでしょ。だからどうせただの箱であって中には何も入っていない。でもしばらく前に開けた切りの箱であれば、しばらく前の空気が入っているかもしれない。しばらく前の空気を吸えるってロマンだよね。その程度の期待で開ければいいなじゃない?確かにそうだね。地面に落ちているチーズたちはそれぞれが思うままにしゃべっていた。私はチーズを手に集めていた。数分経ってやっと一口分にまとまってきた。しかしよく見たら魚だった。魚はあまり好きじゃないな、チーズのほうがよかったのに。イテテといいながら立ち上がった僕を常に笑顔の彼が見ていた。彼は口から血を流していた。彼の右肩にいる奇妙な人は笑っていて、彼の素顔を手に持っていた。もうすぐ春になるのであれば、温かくなっていいなあ、そう思った。
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